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2008
01.01

絵の具のフタが固まったら

Category: 未分類
絵の具のフタが固まって開かなくて困ったことはありませんか?
どんだけ力いれても開かない時ってありますよね?

そんな時は次の3つの方法を試してみてください。

?プライヤーを使って回す
まず最初にこれを試します。単に固いだけならこれで開きますが、本気で固まってる場合はチューブが破れる時がありますので、次の方法へと移ります。

?ライターであぶる
絵の具のフタをライターの火であぶり、暖めるとくるっと開きます。
しかし、絵の具のフタはプラスチック製のものが多いですよね。昔のマツダは金属製のフタでよかったのですが、最近はプラスチックになってきてますし。
ライターであぶると溶けたり変形することがあります。ま、あたりまえですけど。
これも、軽く暖めて開けばいいけど、開かなかったら次の方法へ。

?お湯につける
身近にポットとかがないと面倒くさいので、最後にやりますが、熱湯に絵の具のフタを下にしてしばらく浸けておきます。熱で温められてフタが開きます。
水に浸けてたからって絵の具自体にはどうということはありません。貼ってあるラベルがはがれやすくなるくらいでしょうか。


これらの方法で、たいていの場合は開けてきました。もしお困りの時はお試しください。



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2008
01.01

構図を考えてみよう

Category: 未分類
キチンといい構図が取れていれば描くのも楽しく作業もはかどるのに、構図がうまく決まらないうちに描いていくと、だんだん飽きてしまってイヤになることがあります。構図を考えて描くといいのかもしれないけど、一体何がいいやらどこが悪いやら。構図の良し悪しなんて中々ピンときませんよね。

ある本を読んでいると、自分がいいと思う構図で描くのが結局は良かったりする、みたいなことを書いていたんですが、それって「結局はセンスの問題だよね」って話でしょう。そんなことを言ってたら身もフタもなくなっちゃうので、ここでは構図を考える手がかりとなるものをご紹介しようと思います。

 まず構図の意味を広辞苑で引いてみると、意味のひとつに「絵画・写真などで芸術表現の要素をいろいろに組み合わせて、作品の美的効果を表す手段」とあります。過去の作品を解析したりして、こうしたら良く見えるという一種の経験則のようなものです。

 今回は、その代表的なもの「3分割法」を紹介したいと思います。これは、画面の上下左右を三分割して四つの交点を作ります(図1)。この四つの交点が重要なポイントです。さらに、四隅と交差する対角線に補助線を引きます(図2)。こうして出来た線や交点、図形を参考にしながら構図を考えていきます(図3)。

 ポイントは、3分割法の真ん中に出来た長方形の四隅と補助線との交点(図2の○の部分)に、画面内の主要な要素が引っかかるようにして構図を決めると、適度な動きを伴ったバランスの良い構図を作ることが出来るといわれています。 

(図1)画面の3分割
ScreenHunter_01 Jul. 11 10.11


(図2)図1に補助線を加えたもの
ScreenHunter_02 Jul. 11 10.11


(図3)
ScreenHunter_03 Jul. 11 10.12


 これは、構図になじみのない人が、画面の中央に配置したがるクセを直したり、中央からちょっとズレた構図の練習にも使えるものですし、この手法を利用した画家も多いといわれています。

また、画面を3分の2で区切った場合、その比率は黄金比に近くなります。黄金比とは、長方形の短辺と長辺が、最もバランスのとれた比率のことで、「最も安定して美しい比率」と言われています。このときの短辺と長辺の比率は、1:0.618となります。これに対して3分の2は、1:0.6666と黄金比に近いため、画面に黄金分割の補助線を引いて、それを頼りにものの配置を決めるだけでもそれらしくなるのです。

 では、具体的に見ていきましょう。図1は、画面を3分割したもので、図2は補助線を引いたものです。この線や交点などに、主要な要素がひっかかるようにして構図を決めていきます(図3)。ためしに
ピーテル・ブリューゲルの作品に3分割線を引いてみましょう(図4?図7)。彼が黄金比を意識して描いたか、きちんと調べることができてはいないのですが、水平線や人の配置など、あてはまる点があると思います。

また、余談ですが、名刺サイズやカメラ、タバコ、i-podなども黄金比でデザインされものなんですよ。


(図4)農民の婚宴
ScreenHunter_04 Jul. 11 10.12


(図5)イカロスの墜落のある風景
ScreenHunter_05 Jul. 11 10.12


(図6)怠け者の天国
ScreenHunter_06 Jul. 11 10.13


(図7)バベルの塔
ScreenHunter_07 Jul. 11 10.13





もちろん、機械的にこれにあてはまる作品をつくればいいというわけではありません。
自分なりにどんな構図が良さそうに感じるのか、その叩き台にするといいと思うのです。例えば、不安定な中に動きを見出したい場合や、なにか違和感を感じさせたい時など、黄金比でピタッと描くより、ちょっと崩した方がいいかもしれません。そんな風に、自分の描きたい作品の意図に応じて、いろいろ工夫してみてくださいね。


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2008
01.01

油絵の道具について (ナイフ・腕鎮)

Category: 技法
1.ナイフ
法によっては、ナイフを使って描画したりする場合もありますが、この講座でそのように使うことはあまりありません。
通常は、キャンバスに付着したゴミや絵の具カスなどを取るために使用します。この講座では、うす塗りで筆触を消すような感じで制作していくので、抜けた毛やゴミ、絵の具カスなどの付着物をを取り除き、フラットな画面作りをしていくために使用します。
絵を描き終わり、乾燥までしばらく置いておくと、気を付けていても部屋のホコリなどが付着しています。このまま描くと画面にホコリを埋め込んでいくことになり、まるで雪だるまを作るように、ホコリに絵の具の層が重なって大きな凸凹になっていきます。
そこで、再度、絵を描き始める時は、画面をナイフでなで、ホコリを落とすようにします。意外と多くのホコリが付着しているものです。仕上げの段階になって凸凹になった画面に、細密描写を施すのは骨が折れます。ホコリを取り、うす塗りをし、フラットな画面を作るよう心がけましょう。

ナイフは、ホルベイン製のものが良いです。
ナイフ




2.腕鎮

画面が絵の具でぬれている時、細かな書き込みをする時には、この腕鎮を使用します。腕鎮の上に手をのせることで安定感がグッと増します。市販の腕鎮は高価ですので、わざわざ買わなくても、コーナンなどのホームセンターで角材を買うといいです。細めの、しっかりとしたものでも500円くらいのものです。

このように使います(腕鎮)
腕鎮




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2008
01.01

油絵の道具について (筆洗い器とウエス)

Category: 技法
1.筆洗いの手順

油絵の面倒な点のひとつに、後片付けという問題があります。特に筆を洗うのは気を使ってください。
だって、セーブルなんて1本1000円とかするわけでしょう。洗いが不十分だったため、毛先が固まってしまったらもう終わりです。

絵の具を片付ける時は、筆についている絵の具を布で拭い取ります。だいたい取れたら、ブラシクリーナーで洗いましょう。これは灯油と同じような成分の液体ですが、洗浄に適した状態に精製したものです。灯油には不純物が含まれていますから、代用品として使わないでください。


ブラシクリーナー (写真はクサカベ)
ブラシクリーナー



ブラシクリーナーでザッと洗うと、最後に石鹸で洗います。水でぬらした固形の石鹸の上を、筆でクルクルとなでて泡立てます。そして、手のひらの上に移り、クルクルとなでてあわ立てます。ブラシクリーナーで洗ったはずなのに、筆の根元になどに残っている絵の具がジワッと染み出てきます。汚れが取れたら水洗いします。

あとは、水気をよくふき取り、乾燥させればOKです。できれば、ブラシソフターを筆に付け、穂先を整えてから片付けるとなお良いです。ブラシソフターとは、筆のリンスのようなもので、ブラシクリーナーで傷んだ毛を優しく包みます・・・なんて、シャンプーとリンスの宣伝みたいですね(笑)


クサカベ ブラソフター
ブラシソフター



でも、筆も我々の髪も同じ毛でしょう。我々が髪を洗ってリンスをすると、髪がつややかになりますよね。筆だって、手入れを怠ればボサボサになります。それなりに手入れをし、道具を大切にすれば、道具だって活躍してくれます。「道具を大切にしない人はうまくなれないよ」と僕の先生は言っていました。今の自分の力を発揮するためにも、筆洗いはきちんとやって、筆のベストコンディションを保ちましょう。



2.筆洗い器

さて、絵の具セットなどについているブラシクリーナーですが、携帯に便利なんだけど、しばらくすると液が汚れてしまって、筆を洗ってるのやら汚してるのやらという場合があります。そんな時は、筆洗い器を使うと便利です。


筆洗い器
筆洗器



筆洗い器は、金属製のちいさなバケツのような形をした容器で、水とブラシクリーナーを入れておき、ブラシクリーナーの層で汚れを落とし、水の層に沈殿させます。フタをあけるとすのこのような仕切りがあって、ここで筆をしごきます。
すのこのちょっと下くらいまで水をいれ、すのこより5センチほど上くらいまでブラシクリーナーを入れます。なぜ水を入れるのかというと、水と油で分離するので、汚れが水の層に沈殿すると、ブラシクリーナーが汚れにくいからです。

筆洗い



3.ウエス
筆や画面など、いろいろなものを拭くのに布が良く使われますが、最も良いのはメリヤスです。男性用の肌着・Tシャツなどがそうですね。お父さんが着古したTシャツなどがあれば、捨てずにウエスに使いましょう。最悪なのは市販の雑巾のような毛羽立った布です。筆や画面に余計な毛が付着して、汚れの原因となります。肌着でなくても、やわらかい布地であればウエスとして使えますので取っておきましょう。





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2008
01.01

油絵の道具について (パレットと油壺)

Category: 技法
1.パレット

ご存知の通り絵の具を並べるためのもので、形状も楕円形のものや四角、二つ折りなどがあり、サイズも大型のものから小型のもの、据え置き型など様々な種類があります。どのようなパレットを使うかは個人の好みと使う場所にもよりますが、これから絵を始める人なら、絵の具箱に入る程度の持ち運びが出来るサイズが良いのではないでしょうか。

よく、どちらが表なのか聞かれることがありますが、パレットの穴が右下にくるような状態が表です。この状態で、パレットの穴に左手親指を入れて持ちます。大きなパレットも、親指1本いれておけば保持できるよう、バランスを考えて作られています。残りの指は筆など数本持てるわけですね。ちなみに僕は左利きなので、机に置いて制作しています。裏返しても左利きの人が持ちやすいようには出来ていません。


パレット



新品のパレットの表面は、サット溶き油で拭いてから使うと良いです。使い終わって片付ける時も、ティッシュやボロきれなどでふき取った後、残った溶き油で拭いておくと、パレットもきれいになりますし、使い込むうちに乾性油の成分が付着してツルツルになり使いやすくなります。



2.油壺

油壺は、おちょこ程度の大きさの金属製の小さな容器で、底にクリップのようなものがついています。このクリップでパレットを挟みこむようにして取付します。
油壺には、そろばん型と筒型がありますが、掃除がしやすい筒型がいいと思います。油の状態は大切なので、短期間で使い切るか、マメに油を入れ替えたりするので手入れしやすい方が便利だと思います。そろばん型の形状は、倒れて油をこぼす心配がないそうですが、パレットにクリップでとめるのですから、これもあまり特筆すべき理由にはならないでしょう。
パレットを手に持って使わない場合は、小さな小皿などでも結構です。僕も小皿を愛用したことがありますが、広くて使いやすくて便利です。ただ、フタがついていないので継ぎ足すなどして使われる方には油壺の方がいいかもしれません。

そろばん型
そろばん型


筒型
筒型



3.絵の具の配置

絵を描くときは、油壺を取り付けて絵の具をパレットに置いていきます。絵の具はパレットの縁に沿っておいていき、真ん中は絵の具を混ぜる場所として残しておきます。始めのうちはすべての色をパレットに置くように指導しています。が、なれてきたら必要なものだけパレットに出すようにしてもいいと思います。

あの色使いたいなと思った時に、パレットに色が出ていなかったために、わざわざチューブから出すのも面倒に思って、混色を試さなかったりすることがあります。パレットに全色出しておくことは、勿体無いけれど、色に慣れるというメリットもあるのです。

絵の具が増えてくると全部出すのも意味がないかもしれません。塗る場所使う色が決まっている時などに全部出すのは勿体無いですよね。明らかに使わない色まで出す必要もないですし、いつでもチューブから補充できるのだから、そんなにたくさん出す必要はないのかもしれません。
暖色や寒色の主だった色だけ出しておくという方法もありますし、ほんの微量だけ出してもいいと思います。

並べかたは好みですが、私の場合は、寒色系、暖色系にまとめて色を置くようにしています。自分なりに色を出す位置を決めておくと良いと思います。色相環に沿って虹のように並べている方もいらっしゃいます。例えば、グリーン系、ブルー系、レッド系、イエロー系のように。
絵の具セットの順番どおり並べても良いでしょう。


4.後片付け

絵を描き終わったら、ティッシュやボロきれなどでパレットと油壺をふき取ってキレイにしましょう。パレットの絵の具をティッシュなどで拭い取ったら、油壺に残った溶き油でパレットを拭いてキレイにしましょう。毎回、キレイにふき取ることをオススメします。

よく、画家のパレットで絵の具がゴテゴテ付着しているのを見ることがありますが真似をしてはいけません。あれは横着しているわけではなくて、自分がどんな色を使っているのかという資料になるのだと聞いたことがあります。絵の具の配置やどのようにパレット上に絵の具を広げるかなど、完成された動きがプロの画家にはあるし、頻繁に絵の具を足したりするから使いよく残り固まっているのでしょう。私も一度試してみたことがありましたが、パレットに絵の具がこびりついて取れなくなり、筆は引っかかるし、残っている色はチラチラ気になるし、向いていないと思いました。


後片付けが面倒だという方は、ペーパーパレットというめくって捨てるタイプのパレットもあります。中には、魚のトレイやプラスチック板、パレットにサランラップを被せる人もいました。ただし、使い心地は木製のパレットに劣ります。

ペーパーパレット
ペーパーパレット



パレットを毎回、油壺に残った溶き油で磨き、つやが出て使い込んだ感じになるのは気持ちのいいものです。ひとつの道具を手入れして、大事に使うということはとても大切なことだと思います。



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2008
01.01

油絵の道具について (筆)

Category: 技法
1.弘法筆を選ばず?

"弘法筆を選ばず"と言うことわざをご存知でしょうか。
文字を書くのが上手な人は筆の良し悪しを問わないということを言っているのですが、現実は果たしてそうでしょうか。私の失敗談なのですが、昔どうしても写実的にかけないことを苦々しく思い、絵を描くの才能がないのかと落ち込んだことがありましたが、今にして思えば、豚毛の硬い筆でいくらこまかなぼかしを入れようとしても不可能だったんですね。
菜っ切り包丁で魚を三枚におろすようなものです。道具それぞれが目的とする用途に使われるように作ってあるのだから、目的外利用では、その特性を生かすことはできません。

実をいうと、弘法大師・空海は時と場合によって書体を選び書風を考え、それに応じて筆を吟味する人だったんだそうです。"弘法筆を選ぶ"というのが本当だったんですね。


このことを通じて感じたのは、道具の特性を知り、使い方を覚えれば、誰でもある程度の技術を身につけることができるということでした。菜っ切り包丁で魚を三枚におろすことが難しいように、道具に不慣れなために絵を描くのが苦手だと思っている人がどれだけいることでしょうか。適切な道具を正しく使う方法を学ぶことが、上達のひとつのポイントだと思います。そこで、少し筆についても書いていくことにします。


2.筆の形状

というわけで、筆を買うにはどのような筆があって、どんな筆を選ぶのかまず知る必要があります。
まず、筆の形状には、主に丸筆、平筆、扇形、楕円の4種類があります。その他にも面相筆とか隈取筆とか日本画や書道の世界に踏み込むと無数の種類がありますが、とりあえずはこの4種類から覚えましょう。

画材店に行くと、丸筆ならラウンド、平筆はフラット、楕円はフィルバート、扇形はファンと表示されています。参考に図をどうぞ。

筆の形



筆に書かれている「4号」とか「10号」という数字は、筆の太さを表します。数字の小さいほど細く、数字が大きいものは太くなります。キャンバスのサイズと同じ呼び方になっていますが、昔、描くキャンバスのサイズを目安に筆を選んだことに由来すると聞いたことがあります。とはいえ、広い面積は大きな筆で塗るし、細部は小さな筆で描くから、事実上はそんな基準はあってないようなものかも知れません。

広いところ、細かなところなど用途によって使い分けるために、手ごろなサイズを数本揃えるのがいいと思います。
丸筆、平筆、フィルバートを20号、10号、8号、4号、2号くらいあると便利です。私は、平筆は10号など大きめのものを、フィルバートでは4号、2号を良く使います。あと、書き込み用の筆0号?3号程度、数本あると便利です。最後に必ず用意して欲しいのがファン筆です。通常上使用する分には、4号程度で充分だと思います。
筆は多ければ多いほど便利なので、すこし大目に持つ方がいいと思います。



3.筆の材質


一般的に油絵用といえば豚毛の白い筆ですが、この講座で使用するのはもっとやわらかい毛の筆を使用します。中でも最も良い筆がイタチの筆です。

イタチといっても、どんなイタチ毛でもいいわけではなくて、日本に住んでるイタチの毛では駄目だそうです。極上の筆になるのは、ロシアや中国北東部に生息する赤テン(レッドセーブル)の毛で、なかでも毛足の長いものほど珍重され、特別にコリンスキーと呼ばれます。

外観は、茶色の弾力のある毛の筆で、一般的には、コリンスキーも含めて赤テンの毛をセーブルと呼び、画材店でもセーブル、コリンスキーセーブルなどと書かれています。この、セーブルの良いものになると、毛の一本一本が紡錘形をしており、穂先のまとまりが良く、やわらかく強いコシがあります。ゆえにエッジの効いた描きよい筆となります。またグラデーションをつける時など、ぼかす際にもキレイな濃淡を施すことができるので、持ってると何かと重宝する筆です。

フィルバート


ただ、セーブル筆は高価なので、すべての筆をセーブルで揃えてしまうとちょっと勿体無いです。そこで登場する代替品がナイロンです。ナイロンは、値段が安い割りに、イタチと同じく柔らかでコシが強いので、イタチ毛の筆の代役をこなすことが出来ます。
とはいえ、セーブルには当然及びません。制作の初期、中期にはナイロン筆を使いながら、細部を書き込む時や仕上げの際など、要所要所でセーブルを使うと良いのではないでしょうか。





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2008
01.01

油絵の道具について (キャンバス)

Category: 技法
1.キャンバスの形状と大きさ
木枠に麻布を釘などで打ち付けたものをキャンバスといいます。キャンバスの裏側を見るとサイズが記載されており、画面の大きさによってF0号であるとか、S8号であるように「形状」を表すアルファベットと、大きさを表す「号数」を表す数字が記載されています。




この規格には、キャンバスの形状を表すものとしてS、F、P、Mの4種類の表示があり、Sは正方形、その他3種類は長方形をしており、FからP、Mになるにつれて細くなって行きます。
キャンバスの大きさを表す号数は、たてよこどちらか長い方の辺の寸法を基準としています。例えば、S6号なら410mm×410mmの正方形ですが、F6号になると410mm×318mm、P6号では410mm×273mm、M6号では410mm×242mmとだんだん細くなっていくわけです。


kyannbasu no



このS、F、P、Mの由来ですが、そのうちSは"Square"で、そのまま形状である正方形からきています。長方形のものは、Fは"Figura"で人物、Pは"Paysage"で風景、Mは"Marine"で海景という言葉から来ています。別にFサイズだから人物を描かなければならないというわけではなくて、おそらくキャンバスの形状を規格するにあたっての記号として、それらが命名されたのだと想像します。

この縦横の基準について、黄金比で求められたのがMサイズです。黄金比とは、縦横の関係が安定した美感をもたらすとされる比率のことで、おおよそ1対1.618といわれています。このMサイズを半分にしたものがFサイズの形状です。Pサイズは、2分割しても比率の変わらない縦横比が1:√2となっている経済裁断比で作られています。この中で最も一般的なのがFサイズですね。市販のキャンバスや額縁も安くて種類も豊富です。

美術年鑑などで作家の作品価格の基準となるのも号数で表されます。号いくらだとかいう話を聞いたことがあるかもしれません。


2.購入のポイント

木枠に張られた状態のキャンバスを「張りキャンバス」といいます。木枠には張られず、ロールで売ってるものは「ロールキャンバス」といい、別途木枠を購入し、キャンバスを釘で打ちつけて「張りキャンバス」を作ります。なお、この講座で特別に説明なくキャンバスと書かれている場合、「張りキャンバス」のことを指すと思ってください。

画材店では、Fサイズなどの「張りキャンバス」は豊富にあるのですが、SやP、Mなどは、サイズによっては置いてないことも多いので、その場合は手張りすることになります。


キャンバスの多くは麻製で、織目の目の大きさによって荒目、中目、細目などの種類がありますが、この技法に向くのは細目です。そして、キャンバスの裏側を見て、織り傷の少ないものを選びましょう。
というのも、キャンバスはこのまま描き始めるのではなくて、絵の具や下地剤で織目を塗りつぶしてから使うからです。下地剤を塗るのはフラットなツルツルした画面にしたいからなので、目の細かい織り傷のないものが好ましいのです。

キャンバスには、麻がほとんどですが、その他に「綿」や「ナイロン」のキャンバスもあります。綿は、目が細かくていいのですが、油の酸化に弱いので油絵には不向きです。ナイロンのキャンバスは、害虫や湿気にも強く、織り傷もないという利点があるので、重宝します。


最後に、市販のキャンバスには、「油彩画専用」または「油彩画・アクリル画兼用」という表示が付いていますが、これは必ず「油彩画・アクリル画兼用」を購入してください。次の工程でジェッソという下地剤を使ってキャンバスをフラットにしていきますが、その際、「油彩画専用」を使うと、後々剥がれることがあるためです。
通常、アクリル絵の具の上から油絵の具を塗ることはできますが、油絵の具の上にアクリル絵の具等塗ることは剥離の危険があります。下地に油絵の具が使われている「油彩画専用」のキャンバスに、ジェッソを塗ると剥離の心配があるわけです。



3.まとめ
長々と書きましたが、まとめますと、?キャンバスは麻の「細目」のものかナイロン、?織り傷の少ないもの、?「油彩画・アクリル画兼用」と書かれているものを買いましょう。

キャンバスの形状にはS、F、P、Mの4種類あり、たてよこいずれか長い方の辺の長さによって号数(大きさ)が決まります。



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2008
01.01

油絵の道具について (絵の具)

Category: 技法
これから油絵を始めようという方が、画材屋さんでどういうものを揃えたら良いかリストアップしたいと思います。少しだけ説明も加えますが、詳細な内容については、それぞれのコーナーで行いたいと思います。


?絵の具
色とりどりの絵の具を見るのは、本当に楽しいものです。いろいろ欲しくなって買ううちにどんどん増えてしまって、絵の具箱のフタが閉まらなくなったことがありました(笑) そんなたくさんの色がある中で、どのような色を揃えたらいいのでしょうか。

まず、この講座では、絵の具を薄塗りするのを基本とするので、発色の良い、濃い絵の具をオススメします。具体的なメーカーで言うと、「マツダ・スーパー油絵具」または「ルフラン・ルフランエキストラファイン」が良いでしょう。もちろん、今お持ちの絵の具などがあるなら、わざわざ買う必要はありません。

マツダ・スーパー油絵具



ルフラン・ルフランエキストラファイン



また、絵の具の名称に「ヒュー」「チント」などの名前が付くものがあります。これは、顔料が高価な絵の具をを安く作るために、他の顔料を用いて似た色味に作られたものです。

最後に、絵の具のセット例を書いておきます。何を買ったらいいかわからない人は、これを参考にするか、絵の具メーカーの絵の具セットを購入してください。必ず、買って頂かないといけない色は、「チタニウムホワイト」です。とても隠ぺい力の強い白で、この技法での命ともいえる白です。

絵の具(約15色・例)
チタニウムホワイト、アイボリーブラック、バーントアンバー、バーントシェンナ、バーミリオン、ブライトレッド、クリムソンレーキ、コバルトブルー、セルリアンブルー、ウルトラマリン、カドミウムイエロー、イエローオーカー、ビリジャン、カドミウムグリーン、サップグリーン

なんか聞いたことのない名前に思いますか?色名の頭に付くのは材料であることが多いです。例えば、チタニウムホワイトの材料は「酸化チタン」です。色見本を以下に並べておきます。


アイボリーブラック
IVORY BLACK


バーントアンバー
BURNT UMBER


バーントシェンナ
BURNT SIENNA


バーミリオン



ブライトレッド
BRIGHT RED


クリムソンレーキ
CRIMSON LAKE


コバルトブルー
COBALT BLUE


セルリアンブルー
CERULEAN BLUE


ウルトラマリン



カドミウムイエロー
CADMIUM YELLOW


イエローオーカー
YELLOW OCHRE


ビリジャン



カドミウムグリーン
CADMIUM GREEN


サップグリーン
SAP GREEN



※なお、この色見本は、ホルベイン工業のホームページから拝借してまいりました。
 ぜひ、ホームページへも行ってみてください。 ホルベイン工業 株式会社 ホームページ


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2008
01.01

描画用の油について ( オイルの種類)

Category: 技法
1.オイルの種類

絵の具に含まれる色の成分のことを「顔料」といいますが、それを糊などで画面に固着させるというのが絵の具の原理です。溶き油を使って、顔料をキャンバスに固着させるから「油絵」というのです。
では、それらの主だったものを見てみましょう。

?乾性油
色の成分である「顔料」を固着させる「糊」にあたるのが「乾性油」で、主な乾性油としては、亜麻の種より搾油精製した「リンシードオイル」と、ケシの種より搾油精製した「ポピーオイル」があります。
リンシードオイルの方がやや乾燥が早く、乾燥塗膜が強じんである反面、乾燥すると黄変しやすいと言われています。淡色を多用される方など黄変(油焼け)をきらう人は、ポピーオイルを使われることが多いようです。
その他にも、サフラワーオイル(紅花油)がありますが、乾燥力、黄変性はポピーオイルとほぼ同等です。

リンシードオイル



ポピーオイル





?揮発性油
油絵の具のうすめ液のようなもので、時間とともに揮発するので画面に残りません。乾性油に混ぜて、筆の走りを良くしたりするのに使います。       
主な揮発製油には、松やにから精製された「テレピン」や、石油系の「ぺトロール」などがあります。


テレピン(ターペンタインとも言う)



ぺトロール




?ワニス
固体の樹脂を溶剤などで溶かしたもので、その性質によって光沢の調整や、絵の具の固着を良くするために使ったりします。油絵で使われる主な樹脂に、「ダンマル樹脂」と「コバール樹脂」があります。

「ダンマル樹脂」は軟質で揮発性油に溶け、その溶液は、画面のつや出しや画面の保護、透明感の増幅などの目的で使用されます。使う目的によって樹脂の量を調整したり乾性油を加えたりして使います。画面保護用に「タブロー」、加筆修正用に「ルツーセ」描画用に「バンドル」などと使いわけます。作品完成後に塗る「タブロー」は、画面保護とつや出しの効果があります。画面が完全に乾燥してから、やわらかい筆で均一に塗ります。


タブロー(画面保護用)



ルツーセ(加筆修正用 )



バンドル(描画用)




「コーパル樹脂」は、硬いものなので揮発製油では溶けず、乾性油にいれて高温で加熱して溶かし
ます。
「コーパル樹脂」を主成分のワニスでは、ルフラン社の「フラマン・シッカチーフ」というものがあります。「フラマン・シッカチーフ」には、リンシードオイル、コーパル樹脂溶液に一酸化鉛(乾燥促進効果がある)を微量に加えたもので、筆さばきが良く、光沢があり、堅牢で、乾燥を速める効果があります。



2.溶き油について

さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ溶き油について書きましょう。

これから油絵を始められる方は、市販の調合されている溶き油を使うといいでしょう。市販されているものを少し紹介すると、ホルベイン社製の「ペンチングオイル」や「ルソンバン」、クサカベ製の「ネオペインティングオイル」などがあります。

どう違うのかというと、ホルベインの「ペンチングオイル」は、乾性油にリンシードを使っています。それに対して、「ルソンバン」、クサカベの「ネオペインティングオイル」はサフラワーオイルを使っているんですね。乾性油のところで解説しましたが、リンシード油をベースにしている「ペンチングオイル」の方が乾燥がやや早いように思われますし、色味も多少黄色味が強く思います。どちらも使っていますが、使ってみた感じはとても良好で違いはそんなに変わらないです。好みで選んでみてください。


ペンチングオイル



ルソンバン



クサカベ ネオ・ペインティングオイル





「溶き油」と聞くと、はじめは絵の具を薄める物と感じたかもしれませんが、実際には画面に固着させる働きのあるものや、絵の具の伸びを良くしたり、ツヤの調整、画面の保護など用途によってさまざまなものがありましたね。
顔料を画面に固着させるための「乾性油」、伸びを良くするための調整に「揮発性油」、ツヤの調整、画面の保護などのために「ワニス」、これらを混ぜて使っていくのが基本です。

油になれてきたら、実際に調合してみたりすると良いと思います。
画家は、好みや画風に応じて、いろいろな溶き油を作っています。いろいろ試しますが、ペンチングオイルの方が良かったなんて思うことだってあります。ですから、むしろペインティングオイルで充分なのかもしれません。ただ、上達するにしたがって、こういった知識が必要な場合がでてきます。

仕上げにワニスを塗るとか、オイルをもっと粘らせたいとか。そういう時に、ここで読んだ知識が、理解の助けとなると思います。




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2008
01.01

描画用の油について ( 油絵の特徴と溶き油 )

Category: 技法
水彩画と油絵の違いはなんでしょうか。
一般的には、絵の具を描き進めるために混ぜ合わせるものが、水か油かということでしょう。

ただ、油絵における溶き油には、水彩画の水のように「絵の具を薄める」ということだけではなくて、様々な役割を持っています。

水彩画は、水が乾燥することで紙などに定着しますが、油絵の場合、乾性油(溶き油)が酸素と反応することで固着していきます。つまり、水のように乾燥によって消えてしまうのではなくて、そのまま画面の上で固体化するわけです。ですから、塗り重ねるうちに、幾層もの塗膜の重なりが、深みと厚みを与えてくれるという特徴があります。

溶き油は水のようにサラサラではなく、適度な粘度があるため流れにくく、細密描写にも向いています。乾燥が遅いというのも大きな特徴のひとつです。乾燥が遅いことで、滑らかなグラデーションを施すことが出来るなど、油絵独特な表現が可能になるからです。

また、油の調合を変えることで、サラサラにしたり、盛り上げたりと表現によって絵の具の性質を変化させることができるのも油絵の特徴です。ですから、油をどのように調合するかというレシピは、料理人がお店の味を守るのと同じく、画家の命なわけです。決してレシピを教えない画家もいます。


しかし、習い始めで油の調合がどうのといっても、なんのこっちゃですから、そんなに深く考える必要はありません。ただ、水とは違うのですよということを知ることが、制作する上で役に立つと思うので触れておきたいと思ったわけです。


ここまで、油絵の特徴について書いてきましたが、だから水彩画より優れているんだということをいいたいわけではありません。水彩画の明るい調子はとても素晴らしいし、とても油絵では表現しにくいものです。
また、乾燥が遅くて制作に時間かかったり、油のにおいや汚れが気になるし、掃除が面倒だという方もいらっしゃいます。それでも、重厚で深い調子と彩やかな表現が出来る油絵は、魅力あふれるものなのです。


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2008
01.01

キャンバスの下地を作る

Category: 技法
「油絵って、もっとデコボコしたり盛り上げたりして描くものではないの?」

初めてうちの教室に来られた方は、うちの教室の生徒さんの作品を見てそうおっしゃいます。
(どんな感じの絵か見たいかたはこちらを → 春のセンター祭り

表現にはいろいろな手法がありますが、油絵というジャンルひとつとっても様々な描き方があります。
それは、画家が自分の描きたいとイメージするものを、どうやったら描くことができるのかという試行錯誤の末、様々な工夫がなされているのです。


そのひとつが、キャンバスの下地処理です。
私たちの教室では、「ジェッソ」という、小麦粉を水で溶いたようなドロッとした液状のものをキャンバスに塗っています。
下地処理は、画面を滑らかにするために石膏や白亜を塗ったり、作品の雰囲気づくりのために色を塗ったり、作家の工夫が見られる部分のひとつです。

キャンバスは、麻布を木枠に張ったものですから、画面は布の織目があってデコボコしています。
ここに細かく描いていくと、織目のデコボコが邪魔をするときがあるんですね。

ですから、しっかりときれいな下地を作ると描くのが楽になりますから覚えてくださいね!

また、うちの教室では、薄塗りでグラデーションを作りながらぼかすという描き方をしているので、軟らかいイタチの毛やナイロンの筆を使うことが多いです。そういう筆でデコボコのあるキャンバスを使うと筆がはやく傷んでしまったりもするので、うちの教室がするような技法では、しっかりと下地作りが大切ですし、また上たちの近道なんですね。




1.用意するもの

 ?ジェッソ
 ?刷毛
 ?耐水ペーパー(400番くらいのもの)
 ?かまぼこ板の切れ端など



2.下地作り

さて、それでは下地を作っていきましょう。
まず最初に、ジェッソをキャンバスに塗ります。






ジェッソとは、炭酸カルシウムとチタニウムホワイトの顔料からできた純白の地塗り剤です。
乳状で、浸透が良く、数時間で乾燥します。

これを刷毛にとり、キャンバスの上を出きるだけ筆触を残さないように丁寧に塗っていきます。
といっても、そんなに神経質にならなけても結構です。
結局はペーパーがけしますから、平らになりますので(^^)
ただ、キレイに塗るとペーパーがけが楽なので、気持ち丁寧にされるといいと思います。









で、塗り終わったのが、下の写真です。だいたい、平らに塗っているのがわかりますか?
もし、刷毛の毛が抜けて付着していたら、乾いていないうちに取っておきましょう。








このようにジェッソを平らに塗ったら、乾燥させます。ジェッソは数時間で乾燥する言われていますが、後でペーパーがけをすることも踏まえて、1日以上置いた方が良いと思います。
完全に乾燥したら、再度、ジェッソを塗っていきます。これを数回繰り返します。塗り重ねる回数は、3?5回ほどで良いでしょう。



3.ペーパーがけ


ジェッソを数回塗って、完全に乾燥させたら、ペーパーをかけてツルツルに仕上げていきます。
ペーパーは、耐水ペーパーを使用します。コーナンなどのホームセンターで、200円くらいで売っているもので結構です。
耐水ペーパーは、水に濡らして使います。
まず、刷毛を水に浸し、画面をまんべんなく濡らしていきます。




画面に水がいきわたったら、耐水ペーパーで平らに削ります。
耐水ペーパーは細かいものを使ってください、400番くらいのペーパーで結構です。
よりこだわる場合は、仕上げにもっと細かい1000番くらいのペーパーを再度かけるとなお良いです。






耐水ペーパーは、かまぼこ板のような四角いものに巻きつけて使うと作業がしやすいし、平らに仕上げやすいと思います。下の写真では、押しピンのケースに巻きつけて使っています。

7041873_602136884.jpg



平らになるまでペーパーがけをしたら、水で流してキレイにします。後は、画面が乾くのを待って完了です。ちゃんと乾いていないと、油なので弾いたり、後々剥離の原因にもなりますので、しっかり乾燥させてください。

これでキャンバスの完成です(パチパチ)。


4.作品を描き進む時

作品を描きすすむうち、画面についたホコリや、絵の具のかたまり、または筆ムラなどによって画面がデコボコしてくることがあります。せっかく面倒な下地作りをやったのですから、描き進む段階でも、平らな画面になるよう、次の点について心がけましょう。
これが、上手になる秘訣です。

?描き始め
 油絵は、乾燥するまでに時間がかかるため、乾燥するまでにホコリなどが付着している場合があります。ですから、描き始めの儀式として、まず、ペインティングナイフで画面滑らせ、表面に付いたホコリや抜けた毛、絵の具のかたまりなどを取ります。
ペインティングナイフは、画面にペタッとあてて、そのまま滑らせるくらいで結構です。エッジを立てたり、ゴリゴリしてはいけません。

絵を始める時に儀式とでも思っておいてください。
僕も横着をして、適当にすませて先に進んだら、付いたホコリに絵の具が重なって層となり、だんだん大きくなってデコボコしてくるんですね。これが描きにくいんです。
たとえば、スーッと線を描いても、デコボコのへっこんだ所に線が付かなかったり。
また、雲ひとつない青空をピターッと、描きたいのに、デコボコが白く反射して爽快な青空にならなかったこともあります。





ホコリを削ったら、その削りカスを布で拭き取ります。
絵を描く時の布は、Tシャツの布が良いです。着古したTシャツなどがあれば、こまぎれにして、絵画用のふきんとして使いましょう。筆をふくときなどにも最適です。






?描き終わり
最後に、絵の具が余分についている所などを、乾燥している筆などでぬぐい、、ファン筆で画面全体をなでるなどして、画面が平らになるように心がけましょう。





以上で下地作りのことと、平らな画面を維持するよう心がけることが上達の近道ですよってお話でした。絵を描くことは、才能だけで決まるものではありません。道具を使いこなすことで、絵はどんどんうまくなるんです。
細かい話かもしれませんが、こういう手間がクオリティの高さにつながっていき、見る人に感動を与えることにつながっていくのだと思います。



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