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2008
01.01

油絵の道具について (筆洗い器とウエス)

Category: 技法
1.筆洗いの手順

油絵の面倒な点のひとつに、後片付けという問題があります。特に筆を洗うのは気を使ってください。
だって、セーブルなんて1本1000円とかするわけでしょう。洗いが不十分だったため、毛先が固まってしまったらもう終わりです。

絵の具を片付ける時は、筆についている絵の具を布で拭い取ります。だいたい取れたら、ブラシクリーナーで洗いましょう。これは灯油と同じような成分の液体ですが、洗浄に適した状態に精製したものです。灯油には不純物が含まれていますから、代用品として使わないでください。


ブラシクリーナー (写真はクサカベ)
ブラシクリーナー



ブラシクリーナーでザッと洗うと、最後に石鹸で洗います。水でぬらした固形の石鹸の上を、筆でクルクルとなでて泡立てます。そして、手のひらの上に移り、クルクルとなでてあわ立てます。ブラシクリーナーで洗ったはずなのに、筆の根元になどに残っている絵の具がジワッと染み出てきます。汚れが取れたら水洗いします。

あとは、水気をよくふき取り、乾燥させればOKです。できれば、ブラシソフターを筆に付け、穂先を整えてから片付けるとなお良いです。ブラシソフターとは、筆のリンスのようなもので、ブラシクリーナーで傷んだ毛を優しく包みます・・・なんて、シャンプーとリンスの宣伝みたいですね(笑)


クサカベ ブラソフター
ブラシソフター



でも、筆も我々の髪も同じ毛でしょう。我々が髪を洗ってリンスをすると、髪がつややかになりますよね。筆だって、手入れを怠ればボサボサになります。それなりに手入れをし、道具を大切にすれば、道具だって活躍してくれます。「道具を大切にしない人はうまくなれないよ」と僕の先生は言っていました。今の自分の力を発揮するためにも、筆洗いはきちんとやって、筆のベストコンディションを保ちましょう。



2.筆洗い器

さて、絵の具セットなどについているブラシクリーナーですが、携帯に便利なんだけど、しばらくすると液が汚れてしまって、筆を洗ってるのやら汚してるのやらという場合があります。そんな時は、筆洗い器を使うと便利です。


筆洗い器
筆洗器



筆洗い器は、金属製のちいさなバケツのような形をした容器で、水とブラシクリーナーを入れておき、ブラシクリーナーの層で汚れを落とし、水の層に沈殿させます。フタをあけるとすのこのような仕切りがあって、ここで筆をしごきます。
すのこのちょっと下くらいまで水をいれ、すのこより5センチほど上くらいまでブラシクリーナーを入れます。なぜ水を入れるのかというと、水と油で分離するので、汚れが水の層に沈殿すると、ブラシクリーナーが汚れにくいからです。

筆洗い



3.ウエス
筆や画面など、いろいろなものを拭くのに布が良く使われますが、最も良いのはメリヤスです。男性用の肌着・Tシャツなどがそうですね。お父さんが着古したTシャツなどがあれば、捨てずにウエスに使いましょう。最悪なのは市販の雑巾のような毛羽立った布です。筆や画面に余計な毛が付着して、汚れの原因となります。肌着でなくても、やわらかい布地であればウエスとして使えますので取っておきましょう。





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